多重債務問題の解決を手助けするために、東京都と23区26市1町が特別相談「多重債務110番」を実施しています。

【2013年】多重債務110番

2013年3月、東京都では2日間にわたり多重債務110番が実施されました。

 

この特別相談『多重債務110番』は、
東京三弁護士会・東京司法書士会・日本司法支援センター(法テラス)
などの法律専門相談窓口と東京都が連携して行っているものです。

 

 

債務相談

今回の相談件数は全て合わせて293件でした。

そのうち115件が東京都消費生活総合センターに寄せられたもので、相談者の平均年齢は49.7歳、最年長は87歳の男性、最年少は25歳の男性となりました。
借入先件数としては、最も多かった回答で4件で、最多が22件でした。

 

 

 

一人当たりの債務金額は平均481万円となり、2012年9月に行われた前回の645万円という結果から164万円が減少しています。
最も多い借入額は100万円以上~300万円未満で、最高額は4470万円となりました。

 

 

当初の借り入れ理由としては
『低収入・収入の減少』がトップで45.2%。
次いで『不明』13.9%、
『事業資金』10.4%、
『商品購入』9.6%、
『住宅ローン等』7.8%、
『遊興費等』7.0%、
『保証等』6.1%
となりました。

 

 

また今回の相談内容として注目されたのが、ヤミ金に関する相談とギャンブルによる借金の相談でした。

 

 

ヤミ金の事例としては、
『最初は1万円を借りて、2週間後に2万5,000円を返済。またすぐに2万円を借り、3万5,000円を返済するというように繰り返していた。だんだん借入額と返済額が増えていった』
と語る60代の女性でした。

 

幸いまだ負債額は20万円となっていますが、このような雪だるま式に返済を迫られる問題は、早急に解決する必要があります。

 

 

またギャンブルが原因となって作られた借金としては、
『同居する30歳の息子が銀行やサラ金から高額な借金があることがわかった。使途の詳細はわからないが、競馬に使っているようだ』
と、60代の母親からの相談でした。

 

 

このようなギャンブル依存による多重債務の問題は年々危険視されており、債務の解決と並行して依存症を治療していく必要があります。

 

 

>>他の自治体ではどんな活動が行われている?